こんにちわ。WUです。
大手家電量販店『ビックカメラ』と、大手ファストファッションブランド『ユニクロ』が共同店舗『ビックロ』をオープンする事を発表しましたね。
まったく違うジャンルの両者が培ったノウハウを融合させ、それぞれの店舗とはひとあじ違った仕掛けが施されるみたいです。
今までにない物で注目を集め新たな戦略で集客する。
お互いの客層を店舗同士で共有し、新たなお客さんを誘導して、お互いの店舗への導線を引く。
今までは、ビックカメラにはよく行くけどユニクロにはあまり行かない人や、その逆のパターンの人もいる訳です。
そこで、お互いの強みを生かして店に誘導するのです。
TSUTAYAに行って本を立ち読みしているとします。
それまでに買い物したり、ずっと立って本を読んでいるので足が疲れてきます。
『疲れてきたから次はスタバに行って休憩しよう』となります。
スタバに行くと『雑誌とか本をたくさん置いてくれていたら、もっとゆっくり出来るのに。。。』と思う人が出てきます。
これはお客さんのマインド。
経営者のマインドは、
TSUTAYAで本を読んでいるお客さんが疲れてきて何も買わずに店を後にする。
このことを改善して、かつ会社の利益になる事はないだろうか?
ゆっくり休憩し、くつろぎながらたくさんの本を読める環境はどうか?
だからと言って椅子とテーブルだけを設置しても話題性もなく、なかなか集客につながらない。
TSUTAYAの中に休憩場所でもあるカフェを作ったらどうか?
そこでスタバと業務提携。
そうすることによって、コーヒーを飲みにスタバに来たお客さんがコーヒーを買って、購入前の本を手に取り、じっくり読んで気になるという欲求を駆り立てられ、ついつい本も買ってしまう。
他にも、『のど乾いて少し疲れたしスタバにでも行こうかな』って人が、『あそこのスタバならTSUTAYAもあって本も読みながら休憩出来るから行こう』というようになります。
僕の住んでいる福岡の天神というところにも、この業態のTSUTAYA & スタバがあります。
これを最初見た時には便利で賢いなと思いました。
それから、天神に行ってTSUTAYAに行く時はあのTSUTAYA!
スタバに行く時はあのスタバ!
というように潜在意識にすり込まれています。(笑)
このように、お互いの強みを生かす事によって、お互いにとって収益になり、お客さんにとって便利で気に入られるサービスはとても重要ですね。
お客さんあってのビジネスですから。
お客さんにどうやったら喜んでもらえるか。
このマインドですね。
話が逸れましたがビックロですが、ビックカメラで買い物をするとポイントがつきます。
そのポイントを使ってユニクロで服を買えるみたいです。
これも、お互いに導いていますね。
お互いの強みを生かしてお得感を出し相乗効果を生み出す。
経営者にはこのマインドが必須ですね。
何かと何かを組み合わせるアイディアが大事で必要で利益をもたらしてくれます。